sissy's log

ここからは 青い空とか岬とか 見える

身体とピュシス

ワイルド田中さん / 虚無主義化する欧米

春だなあ。ゆるゆるしちゃうなあ。散歩に飛び出したら、むっちゃ寒い。どうなっているのか。 当ブログにも多く引用し頼りにしている国際政治・田中宇氏の、宗教観とか世界観(ヨコの世界じゃなくタテの世界のほう)が偶然にも自分の実感とよく似ていると判明。…

肩の反乱 / らんまる

今日は雨。白く煙る空。 年末年始、そして1月。振り返って何か書こうとするもとりあえず何も思い出せん。来月に託す。 *** 2年前に四十肩五十肩といわれるものをやった。医者には診せなかったので推測判定だ。夜中に誰かがそっと粉砕骨折させて帰っていっ…

種なし柿 など

急な親の入院騒動勃発で、気持ちが落ち着かない。と思ってたら、脳梗塞だがとても軽度とのことで一週間程度で退院帰宅。気を付けないと過剰医療でぼったくられる、と普段思ってはいても、危機においてはプロ頼みだ。プロたちが預かってくれてる間の安堵感が…

誤認と訂正

近所の小ぶりなスーパーのアクリル障壁が撤去された。「取れたんですね」とレジの店員さんに言ったら「広く感じますよね!」の明るいご返答が。すがすがしい。あれは鬱陶しくて小汚かった。しかしマスクマン率90%。がまん大会か。 目下みんなが首をひねって…

ミチオ.カク、エフゲニー.モロゾフ

卵が、430円になった。税込。元々やや高級卵を買っているので、330円→430円に。ややビビる。NYで1ダース500円です!マジすか!だったのが1年くらい前なんだが。卵はおいしいなあ。 わりと浮世離れしてたpresident.jpニュースサイトだったがここ1年くらい…

神なき世界 の問題点

神なき世界 の最大の問題は「俺ら人類が最上位」と思い込むことだ。「俺らが全てを支配しコントロールできる」と。「俺ら」の実態は「バカ社長」なのだが。 自然界は本来、多様にしてカオスだ。そのカオスに耐えられず、ヒトは科学を構築した。たぶん宗教も…

全ての言葉は さよなら

卒業式の季節だ。あらゆる式典が嫌いな自分は、思いを馳せるべきいい記憶があんまりない。そもそも記憶力に難がある。しかし無理して思い出すと小中高校の卒業は「こんな毎日会ってる級友ともう会わないんだ?」て不思議さだった。毎朝低いテンションで待ち…

ホゲホゲの 三月

三月は、何かを終わらせるにはぴったりの月だそう。野口整体の流れをくむ片山洋次郎氏が書いていた。頭皮や骨盤がゆるゆるに「緩む」、脱力する三月。緩み切った後に、何かを始める「集中」の季節が来るのだと。(どの本だか忘却)そう思うと、全力でダラダラ…

プーチン大統領の演説 / 伊藤貫×ジェイソン モーガン

私は、いつになったら新コロにかかるのか。以前書いたようにウイルスウェルカム態勢で早3年。まだデカい風邪をやらない。インフルでもいいから来い。しょっちゅう体調がおかしくなるので「そっちでバランスとってるので、無用です」ということなのか、やは…

陰謀論者の作法

今月は曇りで強風の日が多い。頭痛がして食欲がない。漢方薬、出動かな。 ブッダbuddhaとは「目覚めた」という意味だそうだ。そして元来、仏教というものはなく仏法buddha-dharma「目覚めたひとの説いた真理・法則・本質」だけがあり後世に伝えられたのだと…

『絶望 断念 福音 映画』その2

『絶望 断念 福音 映画』を今読めばもっとわかるか、と部分だが再び読んでみた。結構ミヤダイと意見が違う。まあどちらにせよ、世界観の相違という話でたいした話ではないんだけど。 当時のミヤダイは「サイファ」とか「告げ知らせ」とか〈世界〉は「外側」…

祝16強入り

「なんでスペインとドイツと同じポッドに日本がいるんだよー夢も見させてくれねえのかよー」と内心でボヤいてた頃が懐かしい。W杯がこうなるとは完全に予想外だった。世界って素晴らしい。 サッカーが自然界の在りようと似てると感じるのはその不確定要素の…

最近のロシアなど

「シアワセに生きたい」という欲望もあるが「だまされて踊らされたくない」という欲望も強く、よって、エピクロスもプーチンも同様に大事なのだ。困ったことだ。両立しにくい。 コロナ踊りを踊らずに済んだのは福岡氏や近藤誠氏の事前情報のおかげであり、現…

補足など

自然科学について勇ましいようなことも書いたが、私は日々医薬の世話にもなっている。目薬とかかゆみ止めとか偏頭痛用漢方薬などありがたいな、と思いつつ使う。医院にも行く。市販薬や各種療法も必要なひとには役立つだろうしいろんな健康法も楽しいからあ…

近藤誠氏 追悼

そうか。亡くなってしまったのか。 年齢からして天寿であったのだろうし、とても覚悟の決まったひとだったから(もし倒れても救急車を呼ばないでほしい、といっさいの延命治療はしないでほしい、と家族に頼んでいたそうだ。周囲がそれを叶えるのはとても難し…

『コロナ後の世界を語る』の 福岡伸一氏

「無駄な抵抗はやめよ」なる見出しが目に飛び込んでくる。2020年6月配信の、分子生物学者である福岡伸一氏の文面は静かに怒っていた。コロナ騒動に対する声明文だ。前回は野口晴哉氏を紹介したが、野口氏に次いでラディカル(根源的)なのは福岡氏であると思…

『風邪の効用』

インフルでもコロナでも流感胃腸炎も同じだが、ウイルスに曝露しても発症するひととしないひとがいるのは何故か。ウイルス変異する度に発症してしまうはずだがそうならないのは何故か。これは免疫力どうこうの話ではなく「身体がハデな風邪をひきたい時」発…

身体と バカ社長

真実とか法則とか、あるとしたらそれは何か。地上の政治と経済は怒涛の急展開中だがそんなもんとは関係の薄い部分。自分には、そっちのほうが本当は大事だ。 身体について、いくつかの説を真実と認定中。自分調べ。ひとつは常に変化し、新しくなり続けること…

ヒトの老化は20歳から

老眼鏡って誂えるべきものなんだろうか。わからないまま100円ショップのものを使ってるけれど。 ヒトの老化は20歳から始まるのだそうだ。早くて驚く。成長の頂点がそこらで、あとはゆっくりとした下り坂ということだ。つまり30代40代も老人、と言っていいわ…

「科学とオカルト」で考える

つづき。かくの如く、科学の守備範囲は限定的なわけだが、じゃあ、とりこぼした領域は「何が」補完するの?と思う。無常なのだから、法則性だとか体系だとか理論だとか構築できない、てことなんだろうか。 なにか、世界と宇宙を貫く美しい何か、を求めるのは…

「科学とオカルト」その2

つづき。科学の「領分」はどこなのか。 第4章冒頭で、池田氏は言う。「自然の中から、くり返し起こることを見出してそれを法則という形式で記述したのだ。繰り返さなかったり、たった一度しか起きないことに関しては、科学は無力なのである」つまり「世界に…

「科学とオカルト」を読む

池田清彦 著。講談社。絶版につきkindleで読む。人類の「信じるもの」変遷を眺めるのにも役立つ一冊。 土着宗教→教会型宗教→オカルト→科学→20世紀科学。一直線ではなく、混沌と絡みつつ現在に至る。この変遷を進化と見るべきか、ただの変化と見なすべきか? …