sissy's log

ここからは 青い空とか岬とか 見える

ヒトの老化は20歳から

 

老眼鏡って誂えるべきものなんだろうか。
わからないまま100円ショップのものを
使ってるけれど。

 

ヒトの老化は20歳から始まるのだそうだ。
早くて驚く。
成長の頂点がそこらで、あとはゆっくりとした
下り坂ということだ。つまり30代40代も老人、
と言っていいわけだ。
急激に老化するひとと緩やかなひとの差は
持って生まれたものであるため
基本その天分に従うほかない。
誰を恨んでも意味がない。

 

与えられたものを大切にするか、粗雑に扱うか。
それくらいしかこちらに選択肢はない。
私は無知ゆえに無謀なる粗雑派だったが
現在は大切派です。

 

それはさておいて、20歳以降の不具合・病気は
老化が原因で、そして老化に効く薬はないのだと。
老化は治らない。
一時的に「症状に落ち着いてもらう」程度の
ものが薬であり、たぶんそれで善いのだ。
雨雲を根本解決するよりも、傘をさす方が善い。

 

そもそもが、
「治る・治す」という現象は存在しない。
なぜか。時間は逆行しないからね。
元に戻るという意味での治るというものはない。
「新しくなる」のだ、治るのではなく。いつも。

 

ケガをしても風邪をひいても、いつも。
何もなくても、いつも。

 

「新しくなるのを助ける」という薬はあるかも
しれない。漢方を飲むとそれを感じることがある。
西洋の内服薬では今のとこ、感じない。

 

それはさておいて、
確実に老化しつつ、確実に新しくなっていく、
というのは、ちょっと面白いよね。
パラドキシカルで。

 

日日刻刻、身体はかように変化を遂げているのだ、
自分の脳も考え方も考えも変化するのだろう。
だから考えすぎずに
のんびりやろう。
今日の結論は明日には覆ってるかも知れんのだ。

 

参考書:「孟司と誠の健康生活委員会」