sissy's log

ここからは 青い空とか岬とか 見える

『パーフェクトケア』/ トッド氏フィガロで語る

 

六花亭のバターサンドをいただく。
クッキー部分もクリーム部分も
うみゃいうみゃい。
気兼ねなく価格を上げてください。

 

野口整体系のひとの話によると
急に寒くなっても急に暖かくなっても
のぼせるらしい。
のぼせると食い過ぎたり
甘いもの摂りすぎたりして
さらにのぼせてアレルギーも出やすいと。
そうなのか。今春はこの辺りの実験をしたいが
甘いものを我慢できる気がまるでしない。


***

『スノーデン』も怖かったが最近見た中では
『パーフェクトケア』が戦慄だった。
司法・医療・福祉が共謀すると完全犯罪が可能。
そんな映画。下に紹介動画。
金持ち老人たちから搾取してウハウハしていた
ケアラーたちだが、うっかりマフィアのご母堂を
罠に嵌めたためにてんやわんやと化す。
実は後半部分ほとんど観てない。
なんか忙しくなってトバしたらしい。
話はマフィアとも結託しウハウハは最高潮へ、
ラストは秘密にしとく。

 

実際にアメリカで裁判になってる件だそうだ。
コロナ騒動もこれだ。
政治・広報・医療が共謀し完全犯罪が成立。
ワイルドサイドを歩いた者だけが免れる。
「この大騒ぎと愚策、何なの?」と問える。

 

人間が作ったシステムは
いつでも悪用可能だ。
そしてそのシステムには
常に外側がある。

 

4年が経った。

 

***

 

前回urlだけ載せたトッドさんのインタビュー。
エマニュエル・トッド「いま私たちは
西洋の敗北を目の当たりにしている」より
少し抜粋。

 

欧米はプロテスタント社会だったけど
数十年間それは形骸化(ゾンビ化)していた、
そして今や “宗教ゼロ”となったらしい。
トッド氏曰く
「空虚への怯えが虚無の神格化、すなわち
ニヒリズムへと変質した」と。

 

虚無主義ニヒリズムは黒い。暗黒だ。
あんま考えたくないのでこの辺読んで。↓
https://w.wiki/59mc
特にここ大事。
“自ら積極的に「仮象」を生み出し、新しい価値を能動的に創造していく生き方(強さのニヒリズム、積極的・能動的ニヒリズム)”

 

仮象!新しい価値!
フェイクてんこ盛り!LGBTQの促進!
あーあーあー。
なんで世の中こんなことになったのか
諸説を聞いてきたが、最も説得力がある。
これだよねー。

 

日本では「恥と外聞」が行動を規制するけど
西欧では「神と信仰」が抑制し且つ保護する。

 

ニーチェは「神は死んだ」と言ったが
「神を見失ってしまった」が正確だろう。
神は死なんし。
死なないから神なんだし。
人はしぬけどね。

 

伊藤貫氏が「ここ数百年の哲学は
いじけてて嫌い」と言ってたのはこれかな。
ロゴスのプールでぐるぐるくりくり回った結果
ブラックホールを形成‥。

 

トッド氏
「いずれにせよ、教育水準の向上と勤勉な労働意欲は、プロテスタントの国々の経済と産業力を大きく発展させました。いまはその正反対です」

「近時はプロテスタント文化が崩れ、それによって知的水準が下がり、勤勉な労働意欲が消え、大衆が欲深さを露わにしています(この事象の正式名称はネオリベラリズムと言います)。その結果、西洋は発展せずに、没落に向かっているのです」

「そもそも私たち西洋の生活は、低賃金で旧第三世界の男性や女性や子供を働かせて成り立っているわけですから、西洋の道徳規範に説得力はありません」

 

「宗教がゾンビ状態のとき、人は礼拝に通わなくなりますが、子供には洗礼を受けさせます。ただ、いまは洗礼もなくなりました。これが宗教ゼロ状態です」

「同性同士の結婚は、宗教にとって何の意味も見出せませんので、もはやゾンビ状態とすらも言えません。」

「私の見たところでは、トランス・イデオロギーは、いまの西洋社会の特徴となったニヒリズムの旗印の一つです。それは破壊への衝動であり、単にモノや人だけでなく、現実を破壊しようとする衝動です」

 

性転換手術を受け男でも女でもない者に
なってしまう。
現実世界を拒絶する。
ナルシシズムニヒリズムの ハイブリッド。

 

フェイクは積み上げても何も生まない。
人類はファクトを積み上げ 真実(truth)に至る。
真実と技術を 確実に伝承する。
そうやって豊かになってきたんだし
それ以外に発展があるだろうか。
無いと思う。

 

虚無主義に未来はない。

 

 

 


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