sissy's log

ここからは 青い空とか岬とか 見える

神なき世界 の問題点

 

神なき世界 の最大の問題は
「俺ら人類が最上位」と思い込むことだ。
「俺らが全てを支配しコントロールできる」と。
「俺ら」の実態は「バカ社長」なのだが。

 

自然界は本来、多様にしてカオスだ。
そのカオスに耐えられず、ヒトは科学を構築した。
たぶん宗教も、科学の前身である哲学も、
同じ動機で始まったと思う。
雷。洪水。地震。旱と飢饉。生き返らない命。

 

しかしバカ社長=前頭葉に、自然界を理解できるか。
ビミョーだ。おそらく無理だ。
大脳辺縁系は進化の最後の最後に来た新参者だから。
本当は腸の方が賢い、と言われる所以だ。

 

理解もできないくせに
コントロールできるわけがない。

 

マスク真理教に陥った世の中を体験して分かったのは
「ヒトは信じたがる」ことだった。
こんなにも。こんなにも!
自分にはまったく予想外で驚きだった。これじゃあ
神ある世界のほうが、話が早いし平和なのだ。
人心が平和なのだ。

 

それに、芸術が冴える。神ある世界のほうが。
人類が作ってきた美しい遺産は、たいてい宗教関係だ。
神の国がいかに壮麗か。法悦とはどんなものか。
神の世界を、この現世に勧請させるために
命をかけた天才たちと大工たち。

 

科学に出来ること・本懐は「観察と記述」。
神ある世界に対抗するにしては、貧相すぎる。
自分が神仏を信じられるかはさておき、
人類に宗教は必要なのではないか。
このごろ、そう思うようになった。

 

神なき世界 の問題点、3番目以降は
「神に責任転嫁ができなくなる」
「天国が見つからない」。

以下、考え中。

 

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アイビーを植え替えていた。
昨年3鉢に分割したがひとつ鉢が足りず
カップ麺のカップに植えられちゃってたヤツを。
さあっ!好きなだけ繁茂したまえ!

 

 

 

 

 

 

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