sissy's log

ここからは 青い空とか岬とか 見える

日記

 

シッダルタは「どうすれば人間は幸せに生きられるか」
を研究したひとだ。エピクロスもそうだ。
クリシュナムルティは「自由に生きるには」を探求
したひとのようなので若干毛色が違うが
結果として言ってることはシッダルタととても近い。
ちなみに自分はどこの宗教者でもない。

 

「この世界は、流転し変化し続けるのだから、
あれじゃなきゃダメとかこれは嫌いとか俺が正しいとか
こだわるのはナンセンス」
シッダルタはそんなことを言ったひとだ。
時代が変わり倫理も変わる。
状況が変われば自分の考えも変わる。
経年で脳も変わり、好みの基準自体も変わってしまう。

一生ものです、と3万円もする鍋とかセーターとか、
ナンセンスの骨頂だ。モノは大事に使う派だが。
3,000円のカーディガンが20年もってしまうが。
(かつての日本製品は最強だった)

 

シッダルタに言われるまでもなく
「自分の好みは変化する」と知っていたので
どうしても結婚する気になれなかった。
神に誓ったところで、神は責任は取ってくれない
であろうとも思われ、そのまま現在に至る。
今のところ後悔していない。

 

後悔するとかしないとか、
それもまたどうでもいいことか。

 

しかし長く単独者だと生活が安穏すぎて飽きる。
飽きてるな、とちょいちょい気付く。
贅沢なことだ。
ぬるま湯日本の、贅沢女子だ。
で、新しい習慣が欲しいな、とちょいちょい思い
『整える習慣』小林弘幸著を店頭で衝動買いした。
今のところ少々後悔している。
(ものすごく当たり前のことしか書かれてない)

 

シッダルタとはなんら関係なく、
wowow に再加入した。サッカーを観るためだ。

 

ダビド.シルバは絶好調だ。久保も楽しげだ。
17節の都並氏解説は熱く丁寧で、なぜソシエダ
3位にいるのか、なぜ観ていてワクワクするかを
説いていて、納得。
「指向の合う選手が集められ、自然に分かり合い
強いチームが成る、これこそ芸術的」というような
ことを言ってて共感した。
自分も、作為的なものにはあまりトキメかない。
瞬間的な、スパークするものにトキメく。
偶然と才能がスパークするサッカーに。

 

 

 

 

 

 

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