風が強い。
鳩が吹き飛ばされていく。
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前回のつづきですが。
なにゆえ突然、神なき世界について考察か。
プーチン大統領の長文演説を読むにつけ、
トラちゃんさんの世界ニュースを読むにつけ、
伊藤貫氏の動画を見るにつけ、ネオコンは
「地上の善きものを全て破壊」しようとしてる。
そう感じるから。
民主主義だけじゃなく。経済だけじゃなく。
あらゆるカルチャーをキャンセル。
伝統を破壊し、宗教を破壊し、農業を共同体を破壊し
人心の平穏を破壊する。
なぜに。
不安と不満と恐慌の果ての、世界統一を謀ってるから。
不安・怒り・混乱は「ファシズムの土台」になる。
ひとは危機に際し、より強い権威を求めるためだ。
怒りと恐怖のあまりに思考停止。
その時、ひとは幾らでも「言うことをきく」。
コロナ騒動の顛末を見ればわかる。
まあとにかく、恐怖政治が少々前倒しで露呈した。
ロシア、中国、中東のエリートが抵抗したために
その構図が際立った。
今も彼らは結束しながら抵抗中だが、
そろそろ片が付くようだ。
祝砲を撃ち鳴らせ。
他の動機も考察してみる。
なぜネオコンは世界をカオス化し嫌がらせをするのか。
「幸せで愛のある人々」が羨ましくて妬ましくて
気が狂いそうなのかも知れないね。
テロリストやストーカーの思考法だけどね。
参考１。
https://tanakanews.com/230416macron.htm
「欧州を多極型世界の極の一つにする」
2023年4月16日 田中 宇 氏の記事より。
「フランスは、マクロンの訪中に合わせ、中国から初めて人民元建てで液化天然ガスを買ったりもしている」
「フランスが転向すると、安保理は3:2（米英仏:中露）だったのが2:3（米英:中露仏）になって非米側の勝ちになる」
「ブラジルのルーラ大統領が中国を訪問し、ウクライナ和平だけでなく、BRICS内部の貿易からドルを排除する提案もしていった。インドも中国に影響され、自国と非米諸国の貿易決済をドルでなくルピーでやる新戦略を打ち出した」
「中露とイランとパキスタンの外相がウズベクに集まって、アフガニスタンの復興について話し合っている。米国側が無茶苦茶にした世界を、非米側が立て直し始めている」
参考２。2023年3月23日の Sputnik記事
【解説】プーチン、習両首脳の会談 合意はどの段階まで達成できたのか
高等経済学校、世界経済国際政治学部のイゴーリ・コヴァリョフ第一副学部長の談話より部分。
「米国にとって都合のよい、世界秩序の『カオス化』に両首脳は断固として同意しないと表明しました」
「ロシアも中国も必要としているのは安定性と予測可能性であって、世界経済と国際秩序の基盤を弱体化、不安定化するような諸国が分かれる陣営の対立ではないのです」
タイトルは彼の言葉より借りる。
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