「民度」という言葉がキライだった。
しかし確かにそれはあるね、と思うこの数年。
少し前 amazon の書評欄に
「国家がつく嘘に対して騙されない国民を作るのが
本当の教育というものだ」と書いてるひとがいて
唸ってしまった。日本は戦後教育に失敗したのだ。
かく言う自分も平和を謳歌してハッピーに暮らして
きたクチなのだが。(ネオコンの思ひ出、参照.)
識字率を上げるだけではダメで、
儒教的教育を施すだけではダメで、
自分の頭脳と身体で考えて疑問をもてるように
ならないと、意思も作れないし、何も良くならない。
はっきり言って人間としてどうかと思う。
コロナ以後、
何度も何度も「自分の脳で考えろ」とネット掲示板で
書いたけど、相手に伝わった感触は無かった。
意味がわからないらしい。
「言われたことを早く覚えて直ちに適応すること」、
それ以外の訓練を受けていないのだと思われる。
彼ら彼女らは
せいぜい考えて「誰に付いて行こうか？」程度だ。
ひろゆきか、ホリエモンか。
気持ちが悪い。
どうかと思う。
民度とは「集団の平均的な知的水準、教育水準、文化水準、
マナー、行動様式 などの成熟度」と wikiにあるが
私は疑う力だと思う。
コロナ祭りにせよ、ロシアバッシングにせよ。
なんでこうなってんのか？いつからこうなのか？
他のありようはなかったのか？今もないのか？
これは科学なのか？科学とは何なのか？
なぜ一方の情報しか上がってこないのか？
これは差別じゃないのか？
考えてもわからない時もあるけど
「自分は納得いかんから参加しないよ」と言える。
もう少し元気なひとならば権力者に抗議する。
フランスやドイツのひとは疑う力が旺盛に見える。
疑う力のない者に、意思などあるわけがないのだ。
ましてや民意形成なんかあり得ない。
欧米人が真実に目覚め、日本はそれについていく。
そこに期待する以外に無いらしい。
いろいろ間に合わないだろうが、私の責任ではない。
かと言ってＮＨＫもインフルエンサーたちも
責任は取らないだろうけど。
参考記事：「インフルエンサーに気をつけて」
中村 篤史/ナカムラクリニック
https://note.com/nakamuraclinic/n/n59cf3d845472
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