sissy's log

ここからは 青い空とか岬とか 見える

文化と自由と人権を考える、その2

 

W杯の開催地になったカタールイスラム教国で、
「同性愛は違法であり、最高7年の懲役刑が科される
(相手が16歳未満の場合は終身刑)」だそうだ。また
「国連が2011年に発表した報告書によると、合意に基づく
場合でも、(同性愛は)76カ国以上で犯罪と扱われる」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8634/
この記事も2013のだし、全て本当かどうか不明だが
まあ本当だとして、荒井秘書官の意見もカタールなら
目立たなかっただろうね。

 

一方、LGBTのひとの出現率は5~10%だと言われている。
自然界は多様なのでまあ大体そんなもんかな、と思う。
(LGBTよりもっと複雑で、ニッチな性的嗜好のひとは
もっといっぱいいるのだろう。まだ呼び名もない)

 

この2点を踏まえると、
「公的・公式には禁止だが、折り合いながらやってきた」
のだろう。お互いに事を荒立てることもなく、
趣味のゴリ押しもせず、しかし時にはトラブりながら。

 

差別は無くなっていったほうがいいと思うし
自然の多様さに気付けば、差別はいづれ不可能になる。

 

同性婚したいならしてもいいだろう。
しかし、したいのか?
誰に、何を認めて欲しいのか?
私は友人が少ないのでLGBTの友人も過去にひとりしか
いなかったが、私以上に自由なヤツで「結婚制度」自体を
軽蔑していた。鼻先で笑っていた。
そんな需要を考えるに結局、同性婚の推進なんて
ポーズと人気取りと票集めのためか、利権だろう。

 

他方、プーチン大統領は手軽な人気取りに走らず
「未成年へのLGBTの宣伝・勧誘活動」を禁止させた。
LGBT者の自然な出現率は5~10%だとしても
教育とプロパガンダが加われば、20%30%になるかも
しれないからか。
それとも文化的・宗教的な立ち位置の表明か。
それともLGBTの次には小児性愛をゴリ押しされるかも
しれないからか。

 

またしても話が途中だが長いので続きはいつか書く。
“「押し付けている」のは、どちらの側なのか”
“ イヤだからイヤだ、と言う権利もあるだろうよ”
について。そして
自由主義者の限界はどこにあるのか”
について。考えは日々更新中。

 

***

 

PTアンダーソン監督の映画『リコリス ピザ』を観る。
エロも薬物も流血もないとこがいい。
ナチュラルにはみ出してるふたりの明るい青春。
次回メモる。

 

 

 

 

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