sissy's log

ここからは 青い空とか岬とか 見える

『Hedgehog in the Fog』など

 

羽生結弦さんがストーキングに負けて離婚。
想定できなかったんだろうか。
善きファンばかりではないだろう、とは。
自分なら、こそっと通い婚にするなあ。
カナダとかに移住すればいいのでは。
銀盤のアイドルなど10年も待てば
みんな忘れるだろうし。

 


冬特有の大きくてモフモフの雲が流れてく。
こたつでみかん。


映画『女王陛下のお気に入り』を
amazon prime で鑑賞。
このごろの映画は「コメディ」と分類されてても
単に「悪趣味」だったりするが、それだった。
それとも英国の笑いのセンスが下品なのか?
情緒不安定な女王と、レズな家臣の妻と、
割って入ろうとする愛のない若い女の話。
衣装と室内装飾を見る愉しさはあったけど。


これは前回のつづき。
探したらやっぱりYouTubeにあった。
『Hedgehog in the Fog』
Director  Yuriy Norshteyn (Юрий Норштейн)
Writer  Sergey Kozlov (Сергей Козлов)
https://youtu.be/ThmaGMgWRlY
日本語ナレーション版もある。

 

多くの映画を忘却したため
あまり語れないのだけど、思うに
「共感したのちに昇華する」のが
日本人の自分の映画の好みなのではないか。

 

ハリネズミが白馬を見てハッとして霧の中に
入って行ってしまう。あるある。共感できる。
川に落ちて絶望する。共感できる。
無事だった。ああ良かった。

 

アキ.カウリスマキ作品を今秋に5本観たが
どれもオフビートで共感できた。
人生の不条理があり救いがあり笑いがある。

一方『女王陛下のお気に入り』には
共感できる人物がひとりも登場しない。
終始うす汚い。気持ち悪い。笑えない。

 

結局、世界観だ。
世界観が合うか合わないか。
カウリスマキノルシュテインとは合うが
『女王陛下の』の作り手たちとは合わんのだ。

 

他の観客たちはどうなんだろうか。
起承転結が見たいのか。
勧善懲悪を見たいのか。
過剰刺激でストレスをマスキングしたいのか。

 

共感がないなら、感動もなくて
記憶にも残らないだろうと
思うんだけど。

 

『Hedgehog in the Fog』
好きだ。
夜の森のおそろしさと神聖さを想い出す。

 


www.youtube.com

 

 

 

 

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