春だ。毎日のように苺をたべる。
うれしい。
体調の問題で買い出しに行くのが困難な日が
増え、COOPの宅配を頼むようになった。
変化したのは果物の消費量だ。
自分でチャリを駆って買い出ししてたころは
「重くてもう果物なんて無理」だったが
今は玄関まで持ってきてもらえる！
じゃんじゃん買う。
苺はフラジャイルなのでどうかな、と心配したが
無傷でピッカピカなのが届く。
ありがたい。
ただ果物は高価だ。ピンボー（貧乏という程でない
のでピンボーと呼んでいる）な私にとって
１パック４００円の苺はどのくらい贅沢なのか。
かなり贅沢な気がする。
しかし酒もタバコもやらんのだから、
苺ぐらい、浴びるように喰ってもいいじゃないか。
タバコを吸ってたとしたら月に３０００円くらい
使っていただろう、それを苺に回したのだ。
ヘルシーだ。
褒めてもらいたいくらいだ。
論理展開が内田百閒めいているが、
それは気のせいだ。
石鹸で洗い布巾で拭き、うやうやしくいただく。
酸っぱい粒に当たったときはごく薄く砂糖を振る。
ヨーグルトをよく混ぜてかける日もある。
コンデンスミルクも生クリームも強すぎる、
ヨーグルトがベストだ。
ああ、早く届かないかな苺。
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